蔵王連峰 刈田岳 仙人沢アイスクライミング 

大氷柱 誰が登るの? 西川山岳会の方々 岳さん 岳さん
なんでしょう? 青い部屋 疲れた( ̄◇ ̄) 西川山岳会の方

日 時    平成200217日(日)

参加者    AXL(小国山岳会 吉田岳)さん、LTQ(私)
行き先    蔵王連峰 仙人沢 
天 候    曇り時々雪
気 温    17 現地手元寒暖計 −10℃
目 的    アイスクライミング
装 備    日帰り冬山用品全部(笑 スキー・アイスクライミング用品・ワカン)
登攀用具:ロープ・ハーネス・アイスアックス・クラポン・アイススクリュー・ヌンチャク・シュリンゲ類・確保器・下降器・カラビナ類
防寒具:冬用ジャケット・スノーパンツ・フリース・アンダータイツ
飲み物:テルモス(紅茶500ml)
食料品:菓子パン3個、非常食
残 量:非常食
その他 なし

概略
行きたいと思っていたアイスクライミングだが、仕事やら体調不良やらで行かずにいた。おまけにここ2週間は風邪を引いてしまい思いのほか長引いてしまい体調不良で苦しんでいた。そんな時、HPで岳さんが毎週の様に仙人沢に通っていたので、チャンスがあれば同行させて頂きたいとお願いしたところ早速、計画をお知らせ頂いた。
3週間ぶりの山行きがアイスクライミングとなり嬉しいやら体調面でチョイと不安やら(寒いからね)

記録
前日の天気予報はあまり良くない。おまけに寝る頃から風が強まり、あ〜あまいったなあ・・・と思いつつ準備する。
仙人沢 アイスガーデンは、蔵王ライザスキー場上部から仙人沢に下降する。下山時にゲレンデを歩いて下るのも何なので、スキーを持参。だから、スキーにアイスクライミング用品一式なので、夜逃げスルほどの荷物だ。
カミさんにも、アンタどこへ行くの?と言われた。

待ち合わせ場所で岳さんと待ち合わせ。少々私が早い。
ヤラシャンポの話しやら何だかんだと話しながら、ライザスキー場へ。
リフト券1回券を2枚購入。600円也。

リフト終点から少し登り左へ折れる。あまり視界の良くない樹氷の中を進む。
あまりホワイトアウトしたときは通りたくない感じだ。
適当なところで、スキーをデポ。兼用靴もデポ。ここで靴を履き替え、ワカンをつけて下る。

少し下ったらスキーが7本以上デポしてある。
結構混んでいそうだと、少し話しながら沢を目指す。

沢床まで降りて右手に進むと目的地が一望できる。
すご〜い・・・・
でも人も凄い・・・・多い

どうしようか?
下の滝に下ろうか?
沢通しに下れるか判らない?
行き詰まり引き返すのも体力がいるし、帰りの登り返しが大変そう・・・・
等と話すが、岳さんが知っている方が居るので下れるか聞いてくる。と降りて行く。

すると、西川山岳会の方々でリーダーと思われる方が遠藤さんという山形県で指導的立場の方だとのこと。
「降りないで一緒やればいいじゃないか。」と、岳さんがお声掛け頂き、有難くお言葉に甘えることにした。
あとで、岳さんからお聞きしたら、西川さん達とK2を目指す方で、エベレストの登攀経験者。
そういえば、西川山岳会さんといえば、障子ヶ岳ダイレクトルートとか先鋭的な登攀をされている山岳会の皆さんですもの・・・・
女性会員さんも果敢にチャレンジされていました。

西川山岳会の皆さんのご好意に甘えてトップロープをセットしたルートまで使わせて頂きました。
本当にありがとうございました。
感謝・感謝です。

今シーズン初めてのアイスだ。
自分の番までは、腕の力を抜いてアックスのヘッドを走らせよう。と思いつつも
いざ、となるとガチガチに掌に力が入り、あっという間にパンプしてくる。

通い続けている岳さんの動きはスムーズでアックスの刺さりも良い様だ。
私のアックスの振りが悪いようで、氷がよく割れる。

14時過ぎに終了して
スキー場へ戻る。下りで楽チンのアプローチは行きはヨイヨイ、帰りはコワイ。
ようやく治ったものの、風邪で咳き込み続けた私の喉がひ〜ひ〜鳴いていた。

あとは、スキーを履いてゲレンデを滑走。
ロープとクライミングギアとクライミング用の靴を詰め込んだ大型ザックの重量がターンの度に、荷重がかかり大腿部が悲鳴をあげていた。
スキーのウエイトトレーニングみたいだった。

とても楽しくクライミングしました。
来シーズンの楽しみができた。

岳さんありがとうございました。



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